ライブ・ライフ

「なぜこのライブにオレは行かなかったのだろう」という後悔したライブが過去に3度ある。

 

当時、理系学生だったのでテストが8月まであった。Radioheadがくるのは分かってたけど、なんか色々と理由をつけてSummer Sonicに行かなかった。多分、なんか面倒だったのだ。遠かったし。そして、RadioheadはCreepを演奏した。日本で。

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Creepを知らない人なんて軽音楽部に居なかったくらい有名な曲で人気のある曲だったが、この曲はライブでほとんど演奏されてなくて、ライブ映像なんかもすごく古いのしかないくらいに、レアな曲だった。

見に行った友人は、ものすごく興奮した様子でこの日の出来事を、部室の前の踊り場で同じく怠惰な理由で行かなかった友人と私に意気揚々と語った。とても悔しかった。この日のライブ映像をその後何百回も観て、何百回も「コンバンワーじゃねーよ!」と思った。

その13年後、Summer Sonicに来日したRadioheadはCreepを再び演奏した。私はその現場に行くことができた。帰りの電車で2003年に私に自慢した友達に連絡をとり、呪いは解かれた。

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この日のセットリストは、本当にすごい。

 

就職して、とにかく忙しかった。似非理系学生だった私にとって、とにかく覚えることが多すぎた。そのおかげで、坂本真綾のファンクラブの更新をしなかったことにこのDVDを買うまで気づかなかった。そして、心底後悔した。「なぜ、このライブに行かなかったんだろう」と。

菅野よう子先生のサウンドプロデュースを離れ、新たな道を模索して数年。「かぜよみ」という名盤の発売とリンクしたライブで、セットリストも内容も涙して家で観た。そして、ライブに行かなかったことをとても後悔した。「走る」という大好きな曲もストリングスをバックに演奏したのに。行けたはずなのに行けなかったのが悔しくて、ファンクラブに入り直した。武道館ライブチケットは死守したのは言うまでも無い。

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フィロソフィーのダンスとの出会いは、Sora tob sakanaという他のアイドルのイベントで、ファンクな曲をやっていたアイドル。という感じで認識はしていた。ライブが良かったのでもう一回観たいなぁなんて思ってた。が、この曲をYoutubeで見て、「なんで、オレはこの場に居なかったんだ?」と激しく後悔した。

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圧倒的なグルーヴでYoutubeの画面から飛び出てきそうなくらいの迫力。しかも、なんかフルバンドでやってるし、もう、とりあえず一番近い東京のライブを見に行くことにした。

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2019年12月の新木場コースト。この日から人生は変わり、推し活がスタートした。

 

もう後悔しない人生を送るのです。